2020年1月11日土曜日

鼻炎の季節到来。

 今年も、花粉症や鼻炎の季節がやって来た。数日前から皮膚炎が悪化し始め、今日は朝から鼻の調子が悪い。例年であれば、これから春を越えて5月辺りまでは、鼻炎の症状に悩まされる。しかし2年前から、「運命の耳鼻咽喉科のドクター」と出会ってからというもの、私はその悩みから解放された。

春先の花粉症は有名だが、その前から発生している「公害」の事は、余り知られていない。しかし、身をもってその怖さを知っている人たちならいる。かくいう私もその一人。

今から10年以上も前からだろうか、1月末ごろから鼻炎と皮膚炎の症状が酷くなる時期が出てきた。元々、冬場は乾燥するので皮膚炎は出ていたのだが、ある時から、年を追うごとに症状が酷くなっていった。
数年前からは、それに加えて鼻炎の症状もひどくなって来ていた。時期は決まっていて、それが終息する時期も大体同じ。風向きが北風から南風に変わり、さらに黄砂が収まって梅雨に差しかかる時期に季節が変わりだすと終息した。そして、ここ4〜5年前からだろうか、喘息の様なひどい症状も出始めた。

ここ数日もそうだったが、一月末より、寒い北風に乗って黄砂が始まる。それと大気汚染の濃度も上がってくる。特に、よく晴れた寒い日は危険な日で、屋外にいたのでは5分ももたない。すぐに鼻炎と喘息の症状が出てくる。これがひどい時、特に3月末などは、気管支や肺の中が腫れる感じがして、それはもう大変である。市販薬でこれを抑える薬は見つからず、こんな風に今の薬を手に入れる前は、とても悲惨だった。

 元々鼻炎持ちだったので、小さい頃から耳鼻科には通っていた。一体、何百日、何千日と病院に通い詰めただろうか。薬も副作用が強かった印象しか残っていない。私の中では、耳鼻科通院には悪い印象しかなかった。だが、進学や就職のために県外へ出ていた頃は、不思議と症状がそこまで酷くはなかった。そのため、耳鼻科の通院はしなくなっていた。

しかし、地元に戻って数年経ったある日、もう10年以上も前になるが…ある年の1月末ごろより、アトピー性皮膚炎と鼻炎の両方で、再びひどい症状に悩まされることになった。そこで、皮膚科は塗り薬が必要なので受診する事にして、鼻炎薬は市販のものを使う事にしていた。思い出の中の、耳鼻科へ通い続けていた通院の印象がどうも良くなかったためだ。

市販薬では、効き目抜群でも副作用の強い薬か、副作用はなくても効果がほぼ無い薬かのいずれかしかなかった。鼻炎がひどい場合は、その症状で全く仕事にならず、そのため、効き目の強い薬を飲んでいたものだが、そうすると、決まって強烈な体のだるさと眠気が襲って来た。飲み方を色々と工夫して頑張っていたが、それも限界だった。

2年前、とうとう近隣の耳鼻科に行き出した。もうニッチもサッチもいかなくなったためだ。ひどい不眠と日中の強烈な副作用、加えて、外出時に発生する一時的なひどい喘息の症状によって、私はフラフラになっていた。そこで、職場の看護師の方から聞いた「最近の病院処方の薬は副作用も少ないよ。」という言葉を信じ、受診してみた。するとどうだろう、処方された薬は私の体にマッチしたのか、喘息の様な症状と鼻炎の症状をピタッと抑えたばかりでなく、副作用が微塵も出なかった。早くこんな薬に出会いたかった。

皮膚科も病院を変えて受診したところ、塗り薬と内服薬の処方が。内服薬は、なんと鼻炎薬のアレグラと同じ成分の薬であった。これには驚いた。という事は、やはり皮膚炎も鼻炎も炎症の根っこは同じらしい。そういえば、鼻炎の薬も喘息の症状を止める薬であった。以前から知ってはいたが、鼻炎や喘息、皮膚炎は遺伝情報の上では表裏一体で、既に発症が運命付けられているという事。これを改めて思い知らされた。

さて、今年もなんとか乗り切ろう。

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