2014年10月7日火曜日

選挙終わる。

 昨日、選挙は終了した。
圧倒的な組織力を持って、首位候補が残りの候補に大差を付けて勝利した。
下馬評通りの展開。そして、ここに学ぶべき事がある。

首長選は、その町の有力者、団体(そう○○会を含む)、或いは議会を抑えていないと勝利できないということ。政権与党が推していたが、他の地区では、それでも敗北した例がある。特に、今度の自民党政権下では何回か地方選挙で敗北している。

落下傘候補が出陣式をやる際、がっかりしたことがあった。この方は上級議会の出身の方だが、この町の議員が一人も参加していなかったことが私には驚きであった。そこで、この候補の方の、勝負の行方が見えた・・・と思ったものだった。
当然ながらそのことを感じていたのか、浮動票や若者の有権者向けの戦略を大々的に展開したものの、組織票の前には及ばなかった。時間が足りなかったというべきか。それと、選挙のキャッチフレーズが良くなかった。

ま、今後4年間は何も変わらない。少しは変化が出てくるだろうが。

2014年10月4日土曜日

選挙戦③

 さて、選挙も残すところあと一日。
すでに勝負は決まったも同然だ。といいたいところだが、投票率も候補者の運を左右する。明日から天気の方が悪くなる予報が出ている、ということは、現職が有利と言うことだろう。私は投票を済ませたので、あとは知らぬふりをして仕事をするだけだ。

この選挙が、この町にとって最高の選択になることを祈って止まない。

選挙戦の行方②

 選挙戦は、今年初めから火ぶたが切られていた。
落下傘候補の場合、何故この選挙に出たのかの真意はよく分からないが、私が思うに、恐らくは「ワンマン的な性格と今後の利権絡みの問題」から、首長の座を狙って、しばらくの間は安定した自分の王国を築こうと考えているのではないかと考えている。町の中央部の土地をかなり買い込んで、再開発の準備をしているとの話も上がっているから、文字通り「自分の町」を作ろうと考えているのだろう。企業の跡継ぎ問題も解消しており、恐らくは政治の方でも同様のことだろうと考えられる。

一方で現職の方だが、最初から出馬が予想されていたわけではなかった。突然、という言葉がぴったりの通り、予定になかったものだった。話によると、家族の政治生命と基盤を定着させるために再度選挙戦に臨む、といった話がもっぱらであった。しかし、私は別のことを考えざるを得ない。
確かに、今回の選挙戦に勝つことは、現職にとってそうしたメリットもある。だが、真の狙いは現職本人にあるのではなく、周囲の思惑が大きかったのではないかということだ。

極端に言おう。現職が勝利した場合、町の各種産業界での利権や体制は継続される。言ってしまえば安定したまま何も変わりがない。だが、ワンマン思考/権力集中志向の強い落下傘候補が首長になった場合、そうした体制はどうなるのか・・・ましてや縁なども薄い関係だというのに・・・。そして、どちらの候補も今回が最後のチャンスでもあるなら、なおさらのことではないか。

 こうした思惑が、今回の選挙戦にはモロに出ていた。
落下傘候補の場合、浮動票や様子見票の獲得に全力を挙げていた。多種多様なメディア戦略を動員し、この町に明るい未来を約束すると喧伝していた。講演会へのお誘いもしつこいくらいだった。動画サイトを活用した戦略をこの町で行ったのは、おそらくこの候補が初めてである。
選挙戦の狙いは明確であり、背景を知っていれば、少し苦笑して見ていられた。しかも、自分の企業スタッフを総動員していた。講演会は「強制動員」の参加がよく見られ、先述したとおり、この人が首長になったら、この町に人たちにどんな動員をかけるのだろうかと不安を覚えるような気持ちを持った。

一方で、現職候補は殆ど動かなかった。というより、真新しい選挙活動は何もしていなかったのだ。選挙活動は、するにはしていたが、外から見ると、何をしているのか分からないくらいだった。すでに組織票への根回しは済んでいた、というより、周りから担ぎ上げられ、確証を得た上で立候補したのだろうから、そこまで慌てたり、何かをする必要が無かったのだろう。講演会のお誘いも、やっているのかどうか分からないくらいだった。

落下傘候補の場合、最後まで全力であった。

市長選の行方①

 ここでは、「別の形容詞」的表現を使って「我が町の選挙戦」の行方を書いていこう。
現在、4名の候補者が市長の座を射止めようと激しい戦いを繰り広げている。しかし、「2強2弱」の体制であることには変わりはない。2強である、現職候補と落下傘候補の二人こそが、戦いのメインであった。

私も、職場の関係上、落下傘候補の講演会/演説会などには参加した。しかし、「強制動員」の臭いが強く、かえって不安を抱かせるようなものだった。落下傘候補は地元サービス企業のオーナーだが、色んな噂の絶えない人だ。「強引さ」が売りであり、ワンマンなところはよく知られていた。

 落下傘候補の場合、地元の色んな活動には余り積極的ではなかった。もっと何らかの活動に没頭しても良さそうなものだと思うが、言い方を変えると、それは地元との縁が薄く、かえって「縁故や地続き、強制的な関係」でしか築けていないことを物語ってるように思えた。また別の見方をすると、それだけ足の付いた味方がいないということを物語っていた。

「地元の色んな活動=各種団体のまとめ役=市会議員または有力者=各産業界のトップ=組織票」
落下傘候補の見落としの一つはここにあった。つまり、市長の座を射止めようとするなら、時間をかけて、日頃から色んな組織・ボランティアへ出席し、汗水を流しておかなくてはならなかったのだ。それこそが市議会を押さえる「搦め手(からめて)」であり、確実な方法だった。

 一方で現職候補の場合、長い政権のおかげで利権関連が安定しており、「政治屋」であったおかげで変な地元利権との絡みはなかった。そのため、各利権は各々の配分となっている。これとて色んな経緯があって現在の形になっているはずだが、それだけに、市議会に味方が多かった。それは安定した多数の組織票を有しているということであり、最初から有利に選挙戦を戦うことが出来る証拠でもあった。

こうした大きな違いが、選挙戦の様相をものすごく表していた。

Windows11

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