2020年2月23日日曜日

新型肺炎の拡大。

 昨日は、新たに日本各地で新型肺炎の患者さんが多数発見されているというニュースが出ていた。北海道や関東においても、特に関東では介護施設の職員が罹患して重症という。ついに、新型肺炎は市中感染の域を進んできた。

また、近隣の県が次々と感染症の範囲となるに及び、私の施設でも対策を講じて備える必要が出てきた。既に当県でも地域によっては保健所が動き出しており、県内における大規模なイベントも中止に追い込まれ始めている。

今回の新型肺炎は、非常に厄介な部分がある。
  • 感染しても、無症状の場合がある。
  • 感染した場合、症状に軽重がある。
  • 症状の如何に関わらず、感染力はほぼ同じ。
  • 高齢者に対する症状の重篤化が顕著。
  • 感染して治癒しても、再度感染する。
  • 重篤な基礎疾患を持つ場合は激症化の可能性が高い。
  • 風邪の症状と見分けがつかない。
などの特徴があるほか、各県での検査体制は整っておらず、バラバラな感じがする。そのため、激症化してニッチもサッチも行かなくなって受診後に判明するというパターンが見える気がするのだ。

そうした場合、既に周囲への感染が拡大しており、潜在的な激症か予備軍が既に存在しているという状況。これではもう防げないも同然である。

 こうした状況の中、施設の防衛を預かる身としてはいろいろと考えてはいる。
  • うがいと手洗い、アルコール消毒の徹底。
  • マスク着用の必須化。
  • 家族面会の禁止。
  • 外部慰問の禁止。
  • 勤務・通勤時の制服⇄私服の着替え必須化。
  • 病院受診の制限。
  • 38度以上の高熱が数日間続く場合の報告必須。
こうしたことを実施すること。それと、市中の人が集まる場所には行かないことなどか。しかし職員の動きは完全に制限できない。プライベートの時間はそうだ。会社にも権限はない。完全には防げないかなと少々悲観的だ。

私自身、企画しているイベントや参加予定の研修がいくつかある。今月も来月もそうだ。これらを全て中止にしろと言われると、どうなんだろう、それはちょっとと思うだろうな。

上記の施策は、県内に感染者が確認され、なおかつ県や保健所が対策を通知して来た後に実施される。もちろん、県の指導に基づき行動しなくてはならないが、各県の行動は今ひとつ見えてこない。今は戸惑いの気持ちの中で情報を集めている。

早めに、できるだけ多くの情報を集めて対策を講じ、万全の体制を作っていきたい。

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