隠型肺炎に伴う日本全国で起きている一連の流れは、大変奇妙な現象を生み出していた。マスクがない、アルコール消毒液がない。そしてティッシュやトイレットペーパーがない。次は生理用品がないという話が出る始末。
そして驚くことに、マスクもアルコール消毒液も次第に無くなり、そしてトイレットペーパーさえも一瞬で無くなってしまった。まさかこうなるとは。最初にネット上で見たときは、何か遠い地域での話のように思っていた。しかし、現実に目の前でも起きていた。
この一連の動きで非難されているのが「転売屋」の存在。彼らは物不足の噂を流し、煽って買い溜めして、ネット上で高値で売り捌く。この存在が、大いにクローズアップされた。
マスクやアルコール消毒液類は、新型肺炎の影響があるから品薄になる理由があるとして、トイレットペーパー類などは完全に流言飛語の類である。そして、噂を流した当の本人が特定され、ネット上で晒される始末。
事実上、第2のオイルショックである。メーカーや首相がいくら「在庫はある。」と宣言しても、実際店頭にはモノがない状態。これでは宣言を信じろというのが難しい。トイレットペーパーなどが中国で生産されているから、物が入ってこなくなるというのが嘘だと分かった後でも、店に物がなければ皆慌てるものだ。
しかも、トイレットペーパーの類は日にち単位で消耗する必需品である。
こうした騒動は、しばらく続くものと思われる。そして、転売に関する法律を強化しないと、今後もこうした困った騒動が続く。情報化社会が進んだ今でさえ、いや、今だからこそ起きうる現象だ。
うちでもトイレットペーパー対策を講じている。あーあ、職場でも対策を講じる必要があるかなあ。でも、職員さんたちを疑う真似はしたくないんだけど。
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