2020年9月28日月曜日

長距離走の準備

  ダイエットを始めて生じた変化。それは早朝マラソンを続けても疲れにくくなったこと。そして、痩せれば痩せるほど距離が伸びて行ったことだ。肺炎後、当初は1kmほどのウォーキング・リハビリから再開した毎日の運動は、今や毎日の10kmマラソンにまで発展した。

元々は、数年前から数日おきに10kmマラソンと毎日の2kmマラソンを行っていた。その前は2kmマラソンと山上までのウォーキング(約1時間)を数年続けていたのだが、1時間以上の運動で必要だったのは「音楽」と「データ管理」だった。

長時間の運動は運動中も疲れるが、意識を音楽に集中させることで、その負担を軽減することができる。これは長時間のウォーキングで学んだことであったが、それに加えて、10km程度の距離を走る場合は、時間と距離の正確な測定が必須であった。

今までは、ガラケーで距離と時間を測定できるものを使っていたので助かっていた。しかし数ヶ月前、久方ぶりにi Phonに機種変してその利点が消えた。短距離では良かったが、長距離では運動管理や体調管理の上でも困る。

そして肺炎が治り、早朝マラソンを再開して3kmから5kmへ伸ばした。体調に変化はなく、故障もなかった。これはいけると踏んで、10kmへ延長することにした。その際に目をつけたのが、距離や時間はもちろん、健康管理までできるスマート・ウォッチだった。

Amazonを見ると色々ある。まさにピンキリ状態だ。私はi Phonだったので、Apple Watch Series 3を購入した。同じApple社製。データ連携が容易であり、価格もそこそこだったからだ。なので、これを使い倒して次の購入時にバージョン・アップを図ることにした。

Apple Watch Series 3は、今度のアップデートが最後のようだった。やっとこさ更新できたが、もはや新しい大型のアップデートに耐えうるような状態ではない。ネット上ではアップデートさえできないという怨嗟の声が上がっていた。

私も個人的に怨嗟の声をあげよう。購入した時期の直後、すぐにApple Watch Seriesの最新作が発表された。Apple社製の製品購入の場合はいつもこうだ。

スマート・ウォッチは非常に良いものが出そろっている。脈拍や血圧、血中酸素濃度など、医療機器に匹敵するほどの性能を有しているものが登場しているけど、価格によってか性能はイマイチのようだ。

でも、考える。

いるか?血圧や血中酸素濃度のデータ。

それ測るんだったら専用の医療機器買って毎日安静状態で測った方がマシであるし、それに満たない性能の機器で常時測って、一体なんの得になるというのか。

それにもう一つ。私は仕事で他人様のそれらを日々計測しているが、特に血中酸素濃度とか、余程の状況でない限りは情報として必要はないし、SPO2が90代前半だと活動しづらくなってくるから、その状態を知るだけでもスマート・ウォッチで大騒ぎしている場合ではない。

コロナ関連で一時期騒がれた様に、SPO2の計測値が重要な場合はあるかもしれない。しかし、それを判断するのは医者であって、素人の我々ではない。それに、SPO2が90前半になることは余程のことである。

ということでApple Watch Series 3でも十分な状況だが、数日使って思うことは、バッテリーの減りが早いことだ。確かに、非常に便利ではあるんだけども、それ以上に数ヶ月後のバッテリーの状況は考えただけでも恐ろしい。余計な性能は要らないから、バッテリーの持ちだけでも延ばしてもらいたいと思う。

そうそう。音楽はAmazon musicを使うことにした。これもprime版とunlimited版とあって、後者が色々と良い音楽を囲い込んでいるのだが、今はこれでも良い音楽が聴ける。既に1時間分の曲をダウンロードして聴いている。

それと、意外に手こずったのはイヤホンの選定だった。イヤーフック無しのスポーツ用イヤホンを最初に購入したが、評判が良く値段もまあまあだったので使ってみたが、ランニング中は跳ねたり取れたりで走りに集中できなかった。工夫して取れにくくしてはみたが、すぐにイヤーフックを買って試すも失敗。フック自体が跳ね飛んで使いもにならなかった。

それに懲りて、今度はイヤーフック付きのイヤホンを買い直して使っているが、これでやっと落ち着いた感がある。しかし、Apple Watch Series 3の買い替えもイヤホンも、意外に買い替えが近そうな気がする。









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