剣道を再開する。

  昨年より考えていた剣道を再開することにした。体力も整い、次のステージ、別の運動にやっと手をつける事ができると感じている。ここまで来るのに、去年から数えて半年以上の時間を要した。でも、よくここまで来られものだと感慨深いものがある。

走る事とか、運動を続けていなければ剣道なんてしようとは思わなかっただろう。剣道は高校の頃までしていたお陰で、今から始めるにはギリギリ体が覚えている。こんな時に、幼少の頃から続けていた機会を与えてくれた両親に感謝しなきゃと思う。

先日までに、竹刀や道着を買い揃えた。防具は発注済み。道場にも通う目処はつけた。高い買い物であったが、今後一生続けていきたい運動なので、これも仕方がない出費だと考えている。竹刀が割に高く、防具一式は思ったより安かったのが印象的だ。

現在、夕方などに一人稽古を続けている。素振りに撃ち込みなどしているが、毎日朝から10km走り、筋トレをしている割には体力が続かないことに愕然としている。これはやばいと。確かに、毎日行うことで体力も持久力も向上しているが、それでも足りない。

跳躍素振りが100回もたない。もちろん最後まで竹刀を振るのだが、自分が思ったよりも息が早く上がってしまう。連続技も上手く出せない。そりゃそうか、なんせ20年以上も前の話だ、剣道をしなくなってずいぶん時間が経っている。

問題は、今、メンタルが夕方まで続かないこと。体力が夕方まで持たずに、途中で疲労感を覚えてしまう。これはマラソンを強化した当初もあったことで、体力がつくまでは必ず乗り越えなくてはならない壁だと思っている。

イライラと不安などの気持ちが自分を変えてしまう。夕方以降に何かをするのはよした方がいいかなと感じだした。今は運動以外にしている活動や仕事が忙しく、家族の介護も入ってきていて中々休めないでいる。

何のために剣道をするのか。何のために、何の目的で剣道をするのか。

それは、一生涯続けられる運動としての一つに剣道を位置付けているから。他には水泳やマラソンがその位置付けだが、そうありたいと願っている。もちろん、この試みが失敗することもあるだろう。やってみなければ分からない。まだ始めていない今は特にそう思う。

さて、今日も夕方に打ち込み稽古、素振りを続ける。当初の設定目標は「段を取りに行くこと」。短期目標は、基本の動作を覚え直し、体力を元に戻すことだ。後は体を壊さず、メンタルにこれ以上のヒビを入れずにやっていく。