5月以来の投稿になる。
今年は、1月以来口腔内の痛みや炎症などで悩まされていたが、5月中はとうとう症状が酷くなって、仕事をするにもキツくいなっていた。どういう状況かというと、熱発が朝方と夕方以降に発生し、夜から深夜にかけてかなり酷い悪寒が体中を走るようになっていた。
当然、耳鼻科に毎週のようにかかって診察を受けていたが、これといった所見がなく、アレルギー性の症状を抑える薬を処方してもらっていた。しかし、それでも一向に良くならなかった。何故か、5月中旬になると、その理由に薄々勘づき始めていた。
受診先の耳鼻科の先生に相談した。これは肺炎ではないかと。症状的にみてそうだ。しかし、その病院は聴音のみでレントゲンやCTはなく、MRIは当然なかった。音は正常、肺炎ではないと診断を受けていた。どうもおかしい。
この際は、カロナールなど解熱剤で熱を殺していたが、起床後から仕事中も、かなり倦怠感があってキツかった。夕方まで体力が持たぬ。朝からの走りも中断し、それでも帰宅後は熱と悪寒に苦しんだ。
5月中旬以降、今度は咳が臭くなってきた。これは、、細菌性の症状だろうと思った。早速病院に行って相談すると、やはり抗生剤の処方が出た。しかし、5月末の時点で夜は激しい席で眠れず、熱と悪寒でひどい症状がピークを迎えていた。薬も飲んでは吐いてしまった。
抗生剤を飲み続けて、少しづつ楽になっていった。これで先が見えたと思った。早朝の運動もウォーキングから再開しだし、リハビリを始めた。抗生剤の飲薬を1週間続けた頃だろうか、症状が次第に引いていくのが分かった。夜に眠れるようになって、初めてその実感が出てきた。
ということで、症状の原因が「アレルギー」ではなく、「細菌」であった事が今やはっきりしたのだ。その可能性に気づいてはいた。1月にも2月にも、同様の原因で耳鼻科を受診して薬をもらって治していたからだ。どうも太り過ぎが原因だったらしいことは、先生の話から推察できた。
月末になって、減量を始めた。症状から見て、先生も話していたが、原因は口腔外から侵入した。よって、扁桃腺あたりの喉が肥大化していて、口を開けたまま寝ていること、それが無呼吸症候群を起こすほど酷かった事などが思い起こされた。
加えて、1月末から4月初旬までが、毎年恒例の「アレルギー性鼻炎」の期間であったため、症状に気付くのが遅れた。私も耳鼻科の先生も、聴音による肺の音が綺麗であったために細菌性の症状であることが分からなかった。
6月に入った。既に症状はほぼ喪失し、早朝のマラソンも再開し出した。そんな矢先のこと。6月中旬に健康診断があって、検査に引っかかったのだ。どうも肺が白いと。診察した先生が心配していた。そして再検査・精密検査を受けるようにと言われた。
私は心配した。コロナの時期でもあるし、もしかしたら肺で引っかかったのかもしれないと。そうなった場合、入院も視野に入るだろうか。しかし、症状は収まっていた。そして7月の検査を受けたところ、やはり肺炎であることが発覚した。細菌性の、重度の肺炎だった。
検査はお金がかかった。レントゲンに血液検査、おまけにCTまで受けた。かなり重度の肺炎であった様で、発症から1ヶ月くらい経ったその時でも白い影が残っていた。しかし、すでに治りつつあるという。そりゃそうだろうと心中思った。あんなに苦しい思いをしたのは久方ぶりだ。入院が必要だったように言われた。
肺が損傷しており、痕が残ると。綺麗にするには3週間ほど入院が必要だと。私は断った。恐らく、5月中に呼吸器内科を受診していたら、間違いなく入院を勧められたろう。1ヶ月くらいだろうか。そんな気がして背筋が寒くなった。
この時までに、私は10kg以上の減量をしていた。面白いことに、この時くらいから無呼吸の症状が消えたと家族から朗報をもらった。検査の際、私は自宅静養を取って、月末に再検査することになった。しかし、その時すでに症状は消失し、早朝マラソンも本格稼働していた。体調も戻り、元気になっていた。
月末、無事に検査をパスした。痕は残り、肺の機能にも支障はあるだろうと言われたが、今のところ問題はない。完治するまでには9月までかかると言われた。その時まで無理をしないようにしようと思った。現在はダイエットも20kg痩せることができ、早朝マラソンもかなり距離を延ばせている。問題は、来年の1月以降だろうか。
今回は色々と勉強になった。耳鼻科では診断に限界があること。特に、呼吸器系の疾患の場合は呼吸器内科へ早期受診することが鍵になると思った。ネット上でもあったが、3日以上の熱が続く場合、それは耳鼻科でなく呼吸器内科へ行くことが必要だと学ぶことができた。
また、減量は必須であると思った。標準体重であることが、いかに重要であるか。特に私は喘息の気もあるから、それに肥満がつけば、コロナ重症化は間違いなく、一発昇天の自信がある。もちろんそれでは困る。だから、減量を伴う、長い長い修練が必要だと決意した。
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